「経営者のルール」とは何か?THE BOSSが一人ひとりの鉄則を聞く理由【THE BOSS 立ち上げの物語 第3回】

連載 THE BOSS 立ち上げの物語 第3回 アイキャッチ(背景はAI生成画像)

THE BOSSは「経営者のルール」を、経営者が逆境や転機のなかで自分で決め、守ってきた判断の基準だと考えています。挑戦にフォーカスし、その一人ひとりのルールを本人の言葉で聞き出すことを軸にしています。

この記事でわかること

  • THE BOSSがいう「経営者のルール(鉄則)」とは何か
  • ルールを聞き出すために、どんな順番で話を聞いているのか
  • なぜ最後に「挑戦する人へのメッセージ」まで聞くのか

文:THE BOSS編集部|最終更新日:2026年10月7日

目次

この記事の流れ

  1. 30秒でわかる要点
  2. 「経営者のルール」とは何か?
  3. THE BOSSは、どうやってルールを聞き出しているのか?
  4. なぜ最後に「挑戦する人へのメッセージ」まで聞くのか?
  5. 業種が違っても、共通するものはあるのか?
  6. よくある質問
  7. まとめ

30秒でわかる要点

  • 出発点は、経営者に密着し「各々の経営者のルール(鉄則)を紐解き明かす」YouTube番組「THE BOSS 〜経営者のルール〜」です。
  • ルールは、事業のきっかけ・逆境や転機・これまでの挑戦・これからの挑戦をたどるなかで見えてきます。
  • 聞きたいのは、真似できる正解ではなく、その人が迷ったときに何を基準に決めてきたかです。
  • 業種がばらばらでも、信念を持ってチャレンジしていることは共通していました。

番組の説明文には、はじめからこの言葉が入っていました。

「THE BOSS」は、多種多様な経営者に密着し、彼らはなぜ成功しているのか?各々の経営者のルール(鉄則)を紐解き明かす番組となります。

「経営者のルール」。番組の名前にも添えているこの言葉は、THE BOSSが何を聞きたいのかを、いちばん短く表しています。

「経営者のルール」とは何か?

THE BOSSが聞きたい経営者のルールとは、その人が迷ったときに立ち返る、自分で決めた判断の基準です。

スタジオ収録の冒頭で、番組はこう紹介されています。

「各経営者に密着していまして、その人が今やっている事業とか、(中略)決めたルールなどを、どんどん密着の中で紹介していくものになります」

ルールは、教科書に書かれた経営理論ではありません。現場で、逆境のなかで、その人が「こういうときはこうする」と決めてきたことです。

番組の司会を務める道川内も、自身のブログに判断の基準についてこう書いています。

「自分なりの基準を持っておけば、「これは考えなくても決められる」という領域を増やすことはできる。」

「「こういう場合はこうする」と先に決めておくことも、立派な仕組みなのだと思う。」

経営者は毎日、数えきれない判断をしています。そのすべてをゼロから考えていては前に進めません。だからこそ、一人ひとりが持っている「ルール」には、その人の経営が凝縮されている。THE BOSSはそう考えています。

THE BOSSは、どうやってルールを聞き出しているのか?

Webメディア「THE BOSS」のインタビューでは、事業のきっかけから順にたどり、最後にこれから挑戦する人へのメッセージを聞く流れで話を伺っています。

企画をご説明する場では、Webメディアの聞き手が、聞く流れをこうお伝えしています。

「創業のきっかけとか、経営者さまの人生の転機だったりとか、苦悩だったりとか、これまでの人生の流れとか、今挑戦していることを、これからの挑戦、最後に挑戦者に向けてのメッセージみたいな流れが基本ベース」

Webメディア「THE BOSS」の取材で経営者のルールを聞く5つの順番。きっかけ、逆境・転機、これまでの挑戦、これからの挑戦、挑戦者へのメッセージ
順番 聞くこと THE BOSSが見ているところ
1 事業を始めたきっかけ 何を見て、この道を選んだのか
2 人生や経営の逆境・転機 苦しいとき、何を決めたのか
3 これまでの挑戦 決めたことを、どう貫いてきたのか
4 これからの挑戦 いま、何に向かっているのか
5 これから挑戦する人へのメッセージ 次の挑戦者に、何を手渡すのか

ルールは、最初から言葉になっているとは限りません。きっかけや逆境の話をたどるうちに、「だからこうしてきた」という基準が、本人の口から出てきます。THE BOSSは、その瞬間を記録したいと考えています。

なぜ最後に「挑戦する人へのメッセージ」まで聞くのか?

THE BOSSが「挑戦者を応援する」ことを、一番に掲げているからです。

読んだ人が、出演した経営者と同じ業種、同じ規模である必要はありません。それでも、「この人は逆境でこう決めた」という話は、自分が迷ったときの手がかりになる。THE BOSSはそう考えています。

だからWebメディアの取材の最後には、基本的にこう尋ねています。これから挑戦を迷っている人に、何を伝えたいですか、と。ルールを聞くことと、次の挑戦者にメッセージを手渡すことは、一つながりの問いです。

業種が違っても、共通するものはあるのか?

業種がばらばらでも、信念を持ってチャレンジしているという点は共通していました。

4人の経営者が並んだ番組のスタジオ収録を終えて、司会の道川内はこう話しています。

「今日も業種バラバラでしたけど、やっぱりなんか信念持ってチャレンジしてるっていう。元々ボスっていう、リーダーやボスにフォーカスするっていう中で行くと、一貫してお呼びできてるかなと思ってるんで」

同じ収録の振り返りでは、4人の共通点として、こんな言葉も出ていました。

「1回の失敗で(へこたれて)ないっていうのが今回の4人の共通点だな」

「自分の信念に基づいて、とにかくやり続けるっていう力が共通してた」

ルールの中身は一人ひとり違います。けれど、自分で決めたことを持って挑戦を続けている。その姿こそが、THE BOSSが光を当てたいものです。

よくある質問

THE BOSSの「経営者のルール」とは何ですか?

THE BOSSでは、経営者が逆境や転機のなかで自分で決め、守ってきた判断の基準のことだと考えています。番組は「各々の経営者のルール(鉄則)を紐解き明かす」ことを掲げています。

Webメディアのインタビューでは、どんな順番で話を聞いていますか?

事業を始めたきっかけ、人生や経営の逆境・転機、これまでの挑戦、これからの挑戦を順に伺い、最後にこれから挑戦する人へのメッセージをお聞きしています。

なぜ最後に「挑戦する人へのメッセージ」を聞くのですか?

THE BOSSは「挑戦者を応援する」ことを掲げているからです。経営者のルールを、次に挑戦する人へ手渡すところまでを一つの流れと考えています。

成功している経営者だけが出演するのですか?

THE BOSSが光を当てたいのは、結果だけでなく、挑戦の途中にある迷いや決断です。自分のビジョンに向かって諦めずに挑戦している経営者にお話を伺っています。

経営者のルールは、他の人にも役立ちますか?

業種や規模が違っても、「迷ったときにどう決めたか」は自分の判断の手がかりになります。読む人が自分の挑戦に持ち帰れる形でお届けすることを目指しています。

まとめ

THE BOSSが聞きたい「経営者のルール」は、逆境や転機のなかで経営者が自分で決めてきた判断の基準です。きっかけから逆境、挑戦、そして次の挑戦者へのメッセージまでをたどりながら、そのルールを本人の言葉で記録しています。ルールを聞くことは、次に挑戦する人を応援することにつながっています。次回は、そうして聞いた言葉を、誰に、何のために届けたいのかを書きます。

YouTube番組「THE BOSS 〜経営者のルール〜」は、YouTubeでご覧いただけます。出演のご相談は、Webメディア「THE BOSS」(theboss-media.jp)のお問い合わせフォームからお寄せください。

連載「THE BOSS 立ち上げの物語」(全5回)
← 前の回:第2回 道川内 知とはどんな経営者か?吉祥寺から始まった30年の「途上」
次の回 →:第4回 THE BOSSは誰に何を届けたいのか?経営者・働く人・挑戦したい人へ

出典

  • YouTube番組「THE BOSS 〜経営者のルール〜」 概要欄(番組の説明)
  • YouTube「成功を目指し走り続けている経営者が集まるスタジオ撮影に密着!」(2026年8月公開) https://www.youtube.com/watch?v=wggirI7cPyw
  • 道川内 知「32年前のノートを捨てて気づいた、判断基準を持つことの大切さ」(2026年8月26日) https://theboss.jp/2026-07-18/
  • THE BOSS 取材時の企画説明(編集部記録、2026年8〜10月)
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